【茨城一家4人殺傷】
■【事件概要】 | 就寝中に一家が刃物で襲われる |
■【通報日時】 |
●2019年9月23日午前0時50分頃 「助けて!」
※「死亡直前」だった可能性 |
■【事故現場】 |
●「妻:美和さんの実家」 住宅2階の「寝室」と「子供部屋」 ●【住所】茨城県境町若林 ※「沼・釣り堀・畑」に囲まれ、鬱蒼と生い茂る木々に覆われた、「雑木林」の中に佇む「一軒家」 |
■【容疑者】 |
■【無職】岡庭由征容疑者(26) (おかにわ・よしゆき)」 ●【改名前:岡庭吾義土】 (おかにわ・あぎと) ※「埼玉県三郷市」在住 |
■【被害者】 |
●【夫】小林光則さん(死亡) ●【妻】小林美和さん(死亡) ●【長男】中1(重傷) ●【次女】小6(軽傷) |
犯行の詳細
■「犯行目的で訪問」
●「未発見の凶器:市販の文化包丁」を事前に用意
※「被害者宅にある包丁」は、犯行に使われた形跡なし
※ 「死体の傷の形状」や「長男・次女の目撃証言」
■「就寝中の家」に侵入
●無施錠の「1階の脱衣所の窓」から侵入
※外壁に「よじ登った」らしき足跡
●「1階の部屋」には寄らず「2階へ直行」
※「室内の物色の形跡:無し」
■「殺害」
●「2階の寝室」で就寝中の夫妻を刃物で殺害
●「2階の子供部屋」で子供2人に刃物などで襲撃
■【逃走】
●「パトカーのサイレン」 を聞いて犯人は逃走
●「住宅北側の小道」で
「被害者の血痕」が付着したスリッパを発見
●「駆けつけた」捜査員が
「夫妻の寝室」で2人の遺体を発見
●「美和さん」の遺体の傍には、
「電話の子機」が落ちており、
通報直後に殺害された可能性
一家5人暮らし
■【会社員】夫:小林光則さん(当時48歳)
●「致命傷:胸の刺し傷」が肺に達する
●「頚・顔」などに「刺し傷10箇所」以上
●「腕」に「多数の防御創」
■【パート従業員】妻:小林美和さん(当時50歳)
●「致命傷:頚の刺し傷」
●「頚・顔」などに「刺し傷10箇所」以上
●「腕」に「多数の防御創」
■【大学生】長女(当時22歳)
●「1階で就寝中」だったため、被害なく無事
●「物音とサイレン」で異変に気付く
※近所で「交際相手」が目撃されたのは、
事件直後に「交際相手に助けを求める」電話をかけ
「駆け付けて」くれたから?
■【中学1年】長男(当時13歳)
●「2階の子供部屋」の「2段ベッド:下段」で就寝中
●「両足・腕」を刃物で「いきなり切り付けられる」
※「両親の部屋」と「子供部屋」の間に 「別の部屋」が1室ある
■【小学6年】次女(当時12歳)
●「2階の子供部屋」の「2段ベッド:上段」で就寝中
●「催涙スプレー?」を両手に噴射され、軽傷を負う。
※事件後「子供達」は、
「親族の元」に預けられました。
目撃情報
■「目撃情報」
■「長男・次女」の証言
●「体型:中肉の男」
●【服装】長袖(黒)+長ズボン
※「黒マスク・帽子」着用
■「懸賞金:最高100万円」
●「有志の団体」(地元住民など)が
「最高100万円」の懸賞金を設ける
●「容疑者逮捕」に結びつく
「有力な情報」提供者に支払う
【容疑者逮捕】
容疑者浮上!
■【2019年4月】
●「捜査班」に「現刑事部長」が就任
●「操作方針」変更
☒「類似事件の前歴者」を洗い出す
☒「対象者:茨木県外」へ拡大
■【2019年6月】
●「岡庭由征容疑者」浮上
■【2019年夏】茨城県警の捜査員
●容疑者の家が見通せる
「近所の駐車場」で 24時間張り込み
●ご近所に 「監視カメラ」の設定を依頼
■【2020年11月19日】早朝
●「大量の危険物を購入」した為、
「殺人予備の疑い」で埼玉県警が家宅捜索
■【埼玉県警吉川署?】
●「三郷市火災予防条例違反」容疑で逮捕
●「硫化水素の原料」となる
「硫黄=約44k」を所持していた為、
「爆弾を作ろう」とした疑い
【購入品リスト】
✔「大量のナイフ」
✔「大量の薬品」
✔「トリカブト」
✔「トウゴマ=500g」(猛毒リシンを生成可能)
✔「クマ撃退スプレー」
✔「サリン生成」関係の書籍
※「薬品・実験器具」など約600点を押収
■「2021年2月:茨木県警」
●「公記号偽造容疑」で逮捕
※「警察手帳」の記章を偽造
■「2021年5月7日:茨木県警」
●岡庭容疑者を
小林夫妻「殺人容疑」で逮捕
【押収品の捜査】
■【押収品:催涙スプレー】
次女が浴びたものと、同じ成分(カプサイシン)含む
■「押収品:レインブーツ」
侵入場所に残された「足跡」と一致?
■「押収品:動画発見」
事件前に「小林さん宅」周辺を撮影したもの
※「犯行の下見」だった可能性
■「押収品:PCの検索履歴」
※「現場周辺の情報」を検索
■「押収品:Wi-Fiの接続履歴」
事件当日の夜、岡庭容疑者は現場周辺にいた
■「押収品:自転車」
●「自宅から殺害現場」まで(30km)を
「スポーツタイプの自転車」で移動か?
※岡庭容疑者は「自動車免許」を持っていない
【2011年】連続少女死傷事件
連続の犯行
■「被害者:1人目」
顔を刃物で切り付けられる
■【犯行日時】 | 2011年11月18日 |
■【犯行現場】 | 埼玉県三郷市内の路上 |
■【被害者】 |
■【中3】女子生徒(当時14) ●【容体】「頚・顎を切り手術」 (全治2週間の怪我) |
●「改名前:岡庭吾義土」(当時16歳)
●「千葉県:通信制高校」へ 編入したばかり
●「前高校:千葉県私立高校」は、問題行動で自主退学
✔「猫の生首」を教室に持参し、腐臭充満
✔「学校にナイフ持参」など・・・
■「被害者:2人目」
■【犯行日時】 | 2011年 |
■【犯行現場】 | 千葉県松戸市の路上 |
■【被害者】 |
■【小学2年】女子児童 ●【容体】「背中・脇腹」など4か所刺される ※「肺に達する」深い傷 ●女児が「逃げる途中」転ぶと、何度も刺す。 |
埼玉県警吉川署
■【容疑者浮上】
●犯行現場付近の
「防犯カメラ」の映像から
「若い男性」と分析
●「聞き込み」捜査で、
「猫を殺害する高校生」の情報入手
●岡庭容疑者が浮上
■「2011年12月5日」
●自宅付近で容疑者を職務質問。
●「銃刀法違反」容疑で現行犯逮捕
☑「折り畳み式ナイフ:1本」
☑「なた:1本」
■【凶器所持の理由】
※「自宅から4km」離れた場所 (東京都葛飾区)
■【殺人未遂】容疑で逮捕
※自宅には「20本以上の刃物」
さいたま家庭裁判所
●「刑事処分が相当」と判断
●検察に「逆送」
■「裁判員裁判」
●「公判日:2013年3月」
●「判決:保護処分が相当」
※容疑者は「医療少年院」へ。
【岡庭一家】
家族構成
■「祖父:大地主」
●「自宅:800平米の敷地」内の
母屋に「夫婦二人で暮らす」(祖父母)
●埼玉県三郷市の「大地主」
●「10棟保有の家賃収入」で、
容疑者家族を援助
●「連続通り魔事件」の民事訴訟で、
被害者へ「数千万賠償」の為、
「土地を売却」して工面
「中1の頃注意したら、石で家のガラスを割られた」
■【祖母】
■「父親:測量士」
●「糖尿病を患う」
●「連続少女刺傷事件」後には、
「足の指を切断」し、失職
●祖父から援助を受けて生活
※「祖父所有の敷地内」の離れで、
「父親・母親と容疑者」3人で暮らす
■【母親】
■【長男:岡庭吾義土】 (おかにわ・あぎと)
※後に「岡庭由征」に改名
■【次男:弟】
【岡庭由征容疑者】行動歴
●【小学校】 |
・地元の小学校 ・【クラブ】パソコンクラブ所属 |
●【中学校】 |
・地元の中学校 ・【部活】ソフトテニス部 ※「小・中どちらの事件」か?不明 ●「補聴器を付けた」男子生徒に虐め。 ●背中に「飛び膝蹴り」などの暴力行為 ●被害者は「不登校」になった |
●高校 |
・「千葉県内の私立高校」を自主退学 ・「千葉県の通信制高校」へ編集 |
●「2011年」(16才) | ・「連続少女刺傷事件」で医療少年院へ |
・「埼玉県立精神医療センター」に入院 | |
●「2017年6月」 |
・「メンタルクリニック」に通院 ※「2017年12月」で通院STOP ・「グループホーム」入所(埼玉県) |
・「実家」へ戻る ※「岡庭吾義土」から「岡庭由征」に改名 |
|
●「2019年9月23日」 | ・茨城県で「小林さん一家4人殺傷」 |
コメント