【高1】同級生の虐め
●【日時】 | 2016年11月21日5時半頃 |
●【事故現場】 |
・JR越後線の電車と接触 ・【住所】新潟県新潟市 |
●【被害者】 |
・【高校1年】佐々木君(当時15才) ・【学校】新潟県立新潟工業高校 ・【学校住所】新潟県新潟市西区小新西1-5-1 ・【部活】写真部 |
●【自殺】 | 「ネット虐め」を苦に遺書残し自殺 |
【遺書の内容】
●2カ月前からLINEでの虐め
※高1の2学期から「ネット虐め」
●先生に相談しても、何も解決しない
●「本当はもっと生きたかったけど、
生きていける気がしない」
●「何週間も学校に居るだけで、泣きたくなる」
●「寝ている振りをして、泣いていた」
●「毎日が生き地獄で、生きたくない」
●「本当にごめんなさい。もう生きたくないです」
「虐めの内容」
●「学校行事」のバス移動の際に、
「嫌なあだ名」を付けられ、
影で拡散され始める。
●別の日には、
「集団写真の被害者」と
「あだ名の元キャラ」を合成して、
影で拡散し、皆で嘲笑。
●次第に「あだ名」で 直接呼ばれるようになる。
●「先生に3度」相談も、
効果はなく、
「あだ名」は呼ばれ続ける
「自殺当日」
●6時半頃、父親が
「息子の不在」を気付く。
※「靴は自宅にあった」為、
早朝の外出を悟られないようにした可能性。
●母親が、暫くして、
「机の上の遺書」に気付く。
●「携帯のアラーム」が
25時30分に設定されていた事が判明。
※事件の2時間前でした。
【加害者】「気持ち考えなかった」
●2017年 年明け 高校で「遺族」は、
「加害者本人+その保護者」との面会が実現。
●本人は、虐め行為を認め謝罪。
【両親】県を提訴
●「2019年11月14日」
「把握しているのに、問題を放置した」
中学までは問題なかった
●小学4年の時に、
父親の実家近く(新潟市)へ引っ越してきた。
●「中学生」までは大きな問題なく、
不登校にもなっていない。
【新潟県:第三者委員会】調査結果
☒ 「同級生からの虐めあった」
☒自殺は「学校の対応が根本的な原因」
【訴訟】和解
●【和解成立】 | 2022年3月30日 |
●【新潟地裁】 | 篠原礼裁判長 |
●【訴訟内容】 |
■【父親】佐々木正さん(49) 「学校の対応は不適切だった」として「新潟県に5900万円の損害賠償」を求めた。 ■【県側の主張】 ・「自殺は予見できなかった」 |
●【和解内容】 |
■「自殺の原因となった」と「学校の対応」を謝罪。 ■「再発防止策を進める」 ・「ネット(SNS)の虐め」に対する「マニュアルの普及」 ・「県立学校長」の研修実施(年1回) ■「解決金:500万円」を支払う ※「独立行政法人:日本スポーツ振興センター」(学校管理下での事故に対して公的補償をする)から、見舞金2800万円 |
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