「熱い部屋」飲食用意せず
■【事件概要】 | 「風通しの悪い柵の中」に放置され、2才女児が熱中症死亡。「2日前から帰宅していないのに、朝5時に家を出た」と嘘の供述。 |
■【通報日時】 | 2022年6月29日(水)17時20分頃 |
■【通報内容】 |
・「子供が息をしていない。硬くなっている」 ・「内縁の夫」が119番通報 ※四男から連絡を受け、USJから慌てて帰宅 |
■【事故現場】 |
●【団地の3階】自宅の居間 ☒ 間取り:4LDK(家賃7万円) ☒ 居間:8畳の洋室 ●【住所】大阪府富田林市小金台4丁目 ※【南海高野線】金剛駅から約2km東の住宅街 |
●【柵】ベビーベッドを改造(寝台を外し、柵の周囲を板で覆う) ☒【縦:91㎝】 ☒【横:124cm】 ☒【柵の高さ:88cm】 ※女児の身長より高く、自力で出られない |
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■【逮捕】 |
●【祖母】真由美容疑者(46) ●【内縁の夫】桃田貴徳容疑者(50) |
■【死亡】 |
●【孫】小野優陽ちゃん(2才) ●【死因】脱水症状による熱中症 ☒ 胃:固形物なし ※衰弱して痩せていた ☒ 脱水症状 |
【事件詳細】
●「三男の長女」である
「優陽ちゃん」を引き取り同居
●「家族5人」で暮らす
(祖母・内縁の夫・四男・五男・優陽ちゃん)
●早朝5時頃、家族3人で外出。
※「祖母・内縁の夫・五男」で
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)へ遊びに
●「高校生の四男」が学校から帰宅。
柵の中で「血を吐きうつ伏せに倒れている」
優陽ちゃんを発見
●「16時20分頃」祖母へ電話
●状況を聞き、外出先から指示
※四男は指示に従い「風呂場で女児に水をかける」
容疑者達は「慌てて帰宅」
●警察が駆けつけた際、
「部屋の中」は「かなり暑かった」
【大阪府警捜査1課】
●「祖母」と「内縁の夫」を
保護責任者遺棄容疑で逮捕
「少なくとも3日間の滞在を計画していた」疑いが強い。
【悪行】続々判明
●「2日前から外泊中」。
「少なくとも3日間の滞在を計画していた」疑いが強い。
●両手足を「粘着テープで縛り」外出
【家族構成】虐待・ネグレクト
※「週刊女性プライム」より
■【祖母】(46才) |
●【無職】小野真由美 容疑者 (おの まゆみ)大阪府出身 ●【子供】息子5人 ☒【前夫との子】4人(長男~四男) ※「20才後で結婚」 ※その後離婚。1人で4人を育てる。 ☒【桃田容疑者との子】1人(5男) ●【同居】2人(四男・五男) |
■【内縁の夫】(50才) |
●【自営業】桃田貴徳 容疑者 (ももだ たかのり) ●【出身】同府和泉市の出身。 ●【子供】息子2人? ☒【長男】前妻との子 ※離婚成立か?不明 ☒【次男】小野真由美容疑者との子 |
■【三男】(20才) |
●優陽ちゃんの父親 ●妻に暴力 |
●【四男】(15才) |
●【高校生】真由美容疑者の前夫との子 ●【事件当日】 ・最後に家を出る ・学校から帰宅し遺体発見 |
●【五男】(5才) |
●「真由美容疑者」と「桃田貴徳容疑者」の間に生まれる ※【小野容疑者】にとって五男 ※【桃田容疑者】にとって次男 ●【事件当日】実の両親と3人で「ユニバーサルスタジオジャパン」へ遊びに |
■【母親】(19才) | ●夫からDV被害 |
■【孫】(2才) |
●【三男の長女】小野優陽ちゃん (おの ゆうは) ●父親と祖母から虐待される ☒「父親:心理的虐待」 ☒「祖母:ネグレクト」 |
【内縁の夫】不倫 妻子捨てる
※「週刊女性プライム」より
■【中学・高校】 | 私立の中高一貫校を卒業 |
■【大学】 | 卒業 |
■【就職】 |
●「実家の鶏卵業者」に就職。 ※その後、専務になり3代目を期待されていた |
■【結婚】 |
●「良家のお嬢さん」と結婚 【長男】授かる ●「会社所有の高級マンション」 (11階建の10階)に住む |
■【不倫】 |
●「職場の事務員」として働いてた「小野真由美容疑者」と7-8年前に不倫。妻子を捨てる。 |
祖母・父親から虐待被害
【生後11か月】心肺停止
●「2020年6月」
優陽ちゃんが「入浴中に溺れ」
一時心配停止(数日で退院)
●「病院」が「府の児童相談所」に通告
(大阪府富田林子ども家庭センター)
● 児相の調査結果
☒「安全配慮不足」と指導
☒「育児放棄」(ネグレクト)と認定
☒「虐待リスク:最重度」と判断
●約4カ月間に渡り、家庭訪問などを継続。
●「市の支援担当者」が
「どう育てたらいいのか」
「女児の発育」に不安を漏らす
「養育に前向き」と捉え
「虐待リスク」を下げ「富田林市」へ移す
【富田林市】
●「2020年10月」児相から引き継ぐ
●【児童福祉法】に基づき、虐待による「要保護」認定
●「優陽ちゃんが通う」保育園と連携し、
「見守り支援」を実施を決定
● 「2021年6月」優陽ちゃんを退園
●「養育相談」(発育状況の不安)や
「優陽ちゃんの検診」に来庁する姿勢から、
「市の支援担当者」は
「養育に前向き」と評価
●「2021年12月」
「虐待リスク」を「要支援」に下げる。
※「1年8か月」の間一度も「家庭訪問せず」。
【類似事件】
【ネグレクト】
【祖母】孫を虐待・殺害
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